川崎市を活動拠点にしているプロダンスチーム「KADOKAWA DREAMS」が9日、市内の小中学生を対象にダンスの楽しさを伝える出張授業を始めた。児童・生徒ら1万人を目指しており、授業を希望する学校などを募っている。
初回は市立登戸小学校(多摩区)で、6年生の約110人が参加した。メンバー8人が、テーマ曲に合わせた踊りを各班の児童と考え、一緒に練習。最後は、各班が創作したダンスを順番に披露し、一つの「作品」に仕上げた。
参加した手塚由菜(ゆな)さん(12)は「とても楽しかった。(チームメンバーは)踊りにキレがあって、かっこよかった」と話した。
登戸小を卒業したというKELOさん(36)は「こうやって戻って来られたのは奇跡のよう。子どもたちの純粋なエネルギーをもらえ、貴重な時間だった」とあいさつした。