26年ぶりにプロ野球日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズの優勝記念パレードが30日午前、横浜市内であった。沿道はユニホーム姿のファンらでチームカラーの青一色に染まった。
スタート地点の客船ターミナル「横浜ハンマーヘッド」でのセレモニーで、三浦大輔監督は「26年ぶり。すごく長く本当にお待たせしました。選手、スタッフ、関係者、ファンと一つになってつかんだ日本シリーズ優勝日本一。きょう一日、皆様と一緒に分かち合いたい」、南場智子オーナーは「選手たちは沿道の皆さまの熱気を全身で受け取って、エネルギーに変えて、ますます精進してほしい。来年こそはリーグ優勝からの日本一、ここに戻って来られるよう一緒に頑張っていきましょう。ベイスターズはずっと挑戦者です」とあいさつした。その後、三浦監督や選手らはファンとハイタッチしながらオープンカーとオープンバス計6台に分乗し、臨海部の約1・5キロのコースを進みながら大歓声に応えた。
パレードは球団や市などでつくる実行委員会が主催した。運営費の約1億円は、球団がパレードの観覧チケット販売やスポンサー収入のほか、球団によるクラウドファンディング(CF)で賄う予定で、CFには30日午前9時時点で5千万円弱が集まった。