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離乳食の進め方のめやす

 離乳食を用意する際に助けになる、市販のベビーフード。大手スーパーのイオンは、昨年11月にプライベートブランド「トップバリュ」で18品目を発売し、この分野に参入。赤ちゃんの成長に合った商品を選びやすいよう、パッケージの表示にある工夫をしました。

 離乳中期向けおかゆの商品を手にとると、包装の右上に白地に赤い文字で「舌とあごでつぶすことができる」と食べる機能の発達度合いが、その下に「7~8か月頃から(目安)」と記されています。

 ベビーフードでは月齢を大きく表示した商品も多い中、食べる機能が目立つようデザインしています。

 「月齢表示で食べられると判断しても、それに見合う摂食機能を子どもが獲得していなかった場合は事故につながりかねない。機能と月齢の二つを併記しました」。担当したイオントップバリュ商品開発本部の青木英紀・テクノロジスト部長は話します。

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食べる機能の発達段階が目立つように書かれている、イオンの離乳食パッケージ

 赤ちゃんの食べる機能は、①…

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