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スリム化されたペットボトル。左からサントリー食品インターナショナルの「サントリー烏龍茶」「グリーンダカラ」、伊藤園の「お~いお茶 緑茶 460ml」=両社提供

 飲料メーカーの間で、ペットボトルを円柱型(丸型)から角柱型(角型)に変えるなどして、省スペースで効率的に運べるようにする動きが広がっている。トラック運転手の残業時間が規制された「2024年問題」などで輸送力が減ることへの対策だ。ただ、ボトルのデザインは売り上げにも影響するため、判断に悩むメーカーもある。

 サントリー食品インターナショナルは今年2~5月、「サントリー烏龍(ウーロン)茶OTPP」「グリーンダカラ」「緑茶 伊右衛門 濃い味」の3商品について、600ミリリットル入りのペットボトルを丸型から角型に変えた。目的は、輸送効率の向上だ。

 ボトルの幅は丸型は7.0~…

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