コンサドーレ札幌で7季にわたって指揮を執ったミハイロ・ペトロビッチ監督(67)が9日、札幌市内で退任の記者会見に臨んだ。主なやりとりは次の通り。
――7季を振り返って。
長い監督のキャリアの中でも最も素晴らしい時間を札幌で過ごすことができた。感謝を申し上げたい。ただ、降格という結果で札幌を去らなければならないことは心苦しい。
そもそも私自身が札幌で何を求められて監督となったのか。攻撃的で、見る者を魅了するチームにしてほしいというクラブの目標があった。そこに力を注ぐのが私自身の仕事の一つだった。そのサッカーはクラブの代名詞となり、クラブに対して抱く人々の印象を作れた思う。日本のサッカー界に発信できたことは、満足している部分もある。
――サポーターのサッカーを見る水準も上がった。
サッカーの世界には勝ち負け…