3大流星群の一つ「ペルセウス座流星群」が、11~13日の3夜にかけて見頃を迎える。最も多くの流星が見られるのは13日未明で、暗い場所なら1時間に30個ほどが期待できそうだ。
流星(流れ星)は、1ミリ~数センチの宇宙のちりが地球の大気と衝突し、光を放つ現象だ。
地球の軌道には、彗星(すいせい)などの天体(母天体)がまき散らした「ちりの帯」があり、毎年ほぼ同じ時期に地球が通過することで、普段よりも多くの流れ星が見える流星群となる。
ペルセウス座流星群は、およそ130年かけて太陽を回るスイフト・タットル彗星が母天体で、ペルセウス座付近にある1点から放射状に流れるように見えることから名付けられた。
国立天文台によると、12日未明と14日未明にも1時間に15~20個ほどが見えそうだが、満月後の明るい月の光で、見える流星の数は例年より少なめだという。
流星は空全体に出現するため…