メインの大水槽は京都の海を再現。マイワシが渦を巻きエイがゆったりと泳ぐ=2024年4月29日午後7時25分、京都市下京区、新井義顕撮影
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 ペンギンやアザラシなどの愛らしい寝姿を垣間見られる「夜のすいぞくかん」が、京都市下京区の京都水族館で6日まで開かれている。

 岩場で仰向けになったミナミアメリカオットセイは大きなあくびを見せ、ゴマフアザラシは心地よい寝姿勢を求めてあっちにゴロン、こっちにゴロンと寝返り。60羽いる仲間の大半が陸の上で寝静まる中、1羽だけ泳ぎ続ける「宵っ張り」のケープペンギンも。

 幻想的な青い光に照らされた大水槽「京の海」の前には夜限定のランタンが置かれ、マイワシの群れがトルネードする様子やエイがヒラヒラと水中を舞う様子を、ソファに座ってゆったり眺められる。

 ゴールデンウィーク期間は午後8時まで営業時間を延長している。入館料は大人2400円など。(日比野容子)

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