ホンダは6日、2026年3月期決算(国際会計基準)の純利益が前年比49.8%減の4200億円になる見通しだと発表した。5月時点の予想から1700億円引き上げた。日米両政府が自動車関税を27.5%から15%に下げることに合意したことなどで、関税による営業利益の押し下げ額が従来予想の6500億円から4500億円に減った。
売上高は8千億円上ぶれして前年比2.7%減の21兆1千億円、営業利益は2千億円上ぶれして同42.3%減の7千億円を見込む。関税率引き下げのほか、想定為替レートを円安方向に見直したことも営業利益を1500億円押し上げる要因になると見積もった。
同日発表した25年4~6月…