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ホークス応援隊長の西田たかのりさん=福岡市内
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 はちまきに法被姿は、福岡の朝のお茶の間にはおなじみだ。九州朝日放送(KBC)の報道情報番組「アサデス。KBC」でスポーツコーナーを担当する北九州市出身のタレント、西田たかのりさん(57)。25年以上「ホークス応援隊長」の肩書を背負う。長年の取材で印象に残っている試合や、選手や監督との思い出を聞いた。

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 ――番組内で「ホークス応援隊長」となったのはいつですか。

 「1999年のダイエー時代からですね。その前年にホークスが20年連続のBクラスから脱して3位となり、『ホークスひょっとして……』となったんです。それで前身の番組のプロデューサーがホークスを取り上げていこうと決めて、球場でインタビューをする人が必要だねと。出演者に対して『(元)高校球児おるか?』って言われたときに、僕だけだったんですよ。目立つほうがいいなとなって法被を着て、体はにぎやかになったけど、顔がさみしいなと言われてはちまきをしたのがはじまりです」

 ――25年以上も続くのはすごいこと。

 「当初は1年限定だったんですよ。そうしたら99年にリーグ優勝して日本一になり、翌年はリーグ連覇も達成して。どんどん強くなっていって、今に至るわけです。今のような状況になるなんて夢にも思っていなかった。ホークスが強いおかげで、今も応援隊長を続けられているんです」

プロ野球福岡ソフトバンクホークスが誕生して今年で20周年を迎えます。球団関係者やホークスと関わりの深い著名人のインタビュー記事を随時配信していきます。

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