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交通情報

 7日午後6時35分ごろ、JR上尾駅(埼玉県)のホームに停車した高崎線の普通列車(15両編成)で、ホームとは反対側のドアが開くトラブルがあった。

 JR東日本によると、車掌がドアの開閉機器の操作を誤ったとみられるという。

 安全を確認し、列車は約8分後に運行を再開した。当時、帰宅時間帯で列車には約2千人の乗客が乗っていたが、転落などの事故はなかったという。JR東日本が詳しい経緯を調べている。

 この列車の最後尾に乗っていた男性会社員(26)によると、上尾駅に到着後、少し間があってホームとは反対側のドアが開いた。周囲の乗客は何が起きたかわからない様子で、車掌は焦った様子で無線でやりとりをしていたという。ドアは数分間開きっぱなしだったといい、「ドアに寄りかかった人がいれば転落しかねず、とても危ないと思った」と話した。

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