マイナンバーカードの見本(表面)=総務省提供

 2016年に発行が始まったマイナンバーカードの累計の交付枚数が1億枚を超え、人口に占める割合は約79.8%になった。総務省が9日、公表した。

 マイナカードは、住民票を持つ日本国内の全住民に付けられる12桁の番号「マイナンバー」制度が15年に始まったことに合わせ、16年から発行が始まった。総務省によると、累計交付枚数は7日時点で1億10万8393枚。うち、亡くなったり有効期限(18歳以上は発行から10回目の誕生日まで、18歳未満は発行から5回目の誕生日まで)が切れたりした人を除いた「保有枚数」は、6月30日時点で9278万4654枚だった。

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