病院の窓口に設置されているマイナ保険証のカードリーダー=東京都、藤谷和広撮影

 マイナンバーカードと健康保険証が一体化したマイナ保険証を持っているかどうかにかかわらず、75歳以上の高齢者らを対象に、従来の健康保険証と同じように利用できる「資格確認書」が自動的に配られることになった。厚生労働省が3日の審議会に方針を示し、了承された。

 これまでは新たに75歳になったり、転居したりするなど、健康保険の資格情報に変更があった人を対象に7月まで配布予定だったが、対象を拡大して来年7月末まで使えるようにする。

 健康保険証は昨年12月に新規発行が停止。資格確認書はマイナ保険証に本格移行する際に導入された。資格確認書は事実上、従来の保険証と変わらない。

 75歳以上の高齢者らが入る後期高齢者医療制度の保険証の有効期限は1年間。毎年7月末に一斉に期限を迎えるため、厚労省は、資格確認書の交付を求める申請が自治体の窓口に殺到する恐れがあるとみて、配布期間を事実上延長した。75歳以上のマイナ保険証の利用率がほかの年代に比べて低いため対象者も広げ、75歳以上のすべての人に資格確認書を交付することにしたという。

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 75歳未満に対しては、マイ…

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