フランスのマクロン大統領は28日、ロシアからウクライナへの攻撃が激しくなる中、ウクライナが欧米から供与されている兵器をロシア領内の軍事拠点への攻撃に使うことを認めるべきだとの考えを示した。
訪問先のドイツでのショルツ首相との共同記者会見で「ウクライナにミサイルを発射している軍事拠点を破壊することを認めるべきだ」と述べた。一方、「他の標的、とくに民間施設への攻撃は許すべきではない」とも語った。
ウクライナ北東部ハルキウ州でロシア軍のミサイルなどによる激しい攻撃が続く中、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も英誌エコノミストのインタビューで「同盟国は制限解除を検討すべきときが来た」と述べ、ロシア領内への攻撃に兵器を使うことを容認するかどうかの議論を進めるべきだとの考えを示していた。
一方、ドイツはロシアとNA…