トランプ次期米大統領による新政権の人事が本格的に動き始めた。起業家イーロン・マスク氏など、型破りの人選に注目が集まる。第1次政権発足時は共和党主流派や米軍・財界出身の重鎮も多く起用したが、今回はトランプ氏個人への忠誠がより重視されそうだ。
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トランプ氏は7日、新政権の大統領首席補佐官に、スーザン・ワイルズ氏を起用すると発表した。大統領選で選対本部長を務めた功労者に、ホワイトハウスの職員を束ねる要職を任せる。
米国では、政権交代があれば政治任用された職員が辞職するのが通例だ。今後は来年1月の第2次トランプ政権発足に向け、政権移行チームが、新たに4千を超える政治任用の役職を埋めるための人選を進める。
チームを率いるのは、米金融…
