起業家のイーロン・マスク氏は11日、トランプ米大統領に対してSNS上で激しい批判を繰り広げたことについて、「後悔している。行き過ぎだった」と表明した。関係修復に後ろ向きの姿勢をみせてきたトランプ氏が今後、歩み寄りを見せるかどうかが焦点となる。
この日、マスク氏は「先週のトランプ氏に関する私の投稿の一部について後悔している。行き過ぎだった」とX(旧ツイッター)に投稿した。
昨年の大統領選以降、トランプ氏と親密な関係を築いてきたマスク氏だが、「政府効率化省」のトップからの退任を機に姿勢を転じ、今月5日には「私がいなければ、トランプは選挙に敗れていた」「恩知らずだ」などと投稿。2人がSNS上で批判の応酬を繰り広げる事態となっていた。
マスク氏はその後、トランプ…