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東海道新幹線「こだま」で東京駅まで運ばれてきた荷物は上越新幹線「とき」に積み替えられて新潟駅に向かった=3月8日、JR東海提供
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 新幹線を使った荷物輸送サービスが好調だ。JR東海は東海道新幹線を使った「東海道マッハ便」をスタートした。JR東日本や西日本などに続く流れで、北海道から九州までの全国新幹線網がつながることで、各社は新たな顧客開拓に意欲をみせている。

 東京駅で3月上旬、東海道新幹線から上越新幹線に荷物を積み替える「トランジット輸送」が試験的に実施された。

 運ばれるのはこの日作られた伊勢名物「赤福餅」。正午過ぎ、名古屋駅から120箱を積み込んだ「こだま」が東京駅に到着。ワゴンで上越新幹線のホームに運ばれ、新潟行き「とき」に積み替えられた。その日の夕方、新潟駅構内のコンビニ4店舗に赤福餅が1箱(12個入り)1300円で並べられると、当日できたてとあってわずか5分ほどで売り切れた。

 マッハ便はこだまを使った即日荷物輸送サービスで、車内販売の終了に伴って空いた業務用スペースを活用し、1回に段ボール40箱分を運ぶ。1日最大で東京―新大阪間上下22便、東京―名古屋間26便を予定しており、4月24日からサービスを開始した。

 新幹線を使った荷物輸送サー…

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