マレーシアの国営ベルナマ通信によると、同国のアブドラ・バダウィ元首相が14日、首都クアラルンプールの国立心臓病研究所で死去した。85歳だった。

 官僚出身で国防相、外相、副首相などを務めた後、22年間にわたり長期政権を率いたマハティール首相(当時)から後継指名され、2003年に第5代首相に就任。総選挙での不振を受けて09年に退陣した。在任中に脱マハティール化を進め、国内の政治的自由が広がったという評価がある。

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