ミャンマー東部のタイとの国境地帯にある特殊詐欺などの犯罪拠点に、日本人が6人監禁されている可能性があることが、タイのNGO「人身売買被害者支援のための市民社会ネットワーク」の報告でわかった。
同NGOの7日の報告によると、監禁されているとみられるのは21カ国の6千人超。3900人が中国人で、ほかにインドネシアやフィリピン、エチオピアやケニアなどの人々が含まれるという。人身売買の被害者として多くがタイ経由でミャンマーに連れてこられ、特殊詐欺に加担させられているほか、犯罪組織から身体的・精神的な虐待を受けているという。
NGO担当者は、他国の人身売買被害者から聞き取った話として、日本人の内訳は男性5人、女性1人だと明かした。パスポートを取り上げられている可能性があり、「すぐに救出するのは難しい」という。
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