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地震で大きな亀裂が入ったネピドーの議会議事堂=ミャンマー国軍提供
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 ミャンマー中部で先月起きた地震の影響を受け、同国で全権を握る国軍は2日夜、内戦状態にある武装勢力との一時停戦を発表した。複数の武装勢力は1日までに停戦を発表していたが、国軍は戦闘継続の意思を見せ、救援物資を載せた車両も国軍の攻撃による被害を受けていた。

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 国軍は統制下にある国営テレビを通じ、「先月28日に起きた地震で道路や橋、建物が損害を受け、死傷者が出ている」と説明。「被災者の支援や復興、平和と安定を保つため、22日まで一時停戦する」と宣言した。さらに国軍に抵抗する武装勢力に対し、停戦期間中の交通網の妨害や軍司令部への攻撃、兵力の動員を禁じる、などと要求した。

 これに先立ち、国軍と対立する民主派の「国民統一政府(NUG)」は先月30日から2週間、複数の少数民族武装勢力から構成される「兄弟同盟」は1日から1カ月間の停戦を発表。ただ、国軍のミンアウンフライン最高司令官は「必要な防御活動は続ける」などとして、戦闘を続ける姿勢を見せていた。1日には武装勢力支配地のシャン州北部で、中国赤十字の救援車両が国軍の攻撃を受けたとみられる。

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 国軍の発表によると、2日時…

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