ミャンマー中部を震源とした地震を巡り、ロイター通信は1日、国内の死者が2719人になったと報じた。震源に近い第2の都市マンダレーなどで倒壊した建物が多く、犠牲者は3千人を上回る恐れがあるという。
地震による負傷者は4500人以上になり、約440人の安否が依然として分かっていないという。中国やインドなど各国の救助隊も捜索活動を続けているが、炎天下での作業は難航している。
一方、AP通信によると、首都ネピドーの消防当局は1日、倒壊した建物の中から63歳の女性を発生から約91時間ぶりに救出したと発表した。