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ミャンマー中部マンダレーで2025年3月29日、崩壊したマンションの下に閉じ込められた住民を救出しようとする救助隊員=AFP時事

 在ミャンマー日本大使館によると、28日に起きたマグニチュード(M)7.7の地震の震源に近い中部マンダレーで、日本人1人と連絡が取れなくなっている。地震で倒壊したマンションに住んでいたとみられ、日本の外務省は在ミャンマー日本大使館を通じて、ミャンマー政府に捜索と救助を要請したという。

 マンダレーはミャンマー第2の都市で、建物の倒壊や火災などの深刻な被害が多数報告されている。市内では11階建てマンションの下層階が完全に押しつぶされた状態になり、日本人1人を含む、多くの住民が中に取り残されているとの情報がある。

 ミャンマー国軍は、地震の死者が1644人、負傷者が3408人に上ったと発表している。

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