北海道根室市沖で、ミンククジラを対象とした今シーズンの商業捕鯨が始まった。同市の根室港では1日、全長8.1メートル、体重5.2トンのメスが初水揚げされた。
日本は2019年に国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し、商業捕鯨を再開。水産庁資源管理部によると、今年のミンククジラの漁獲枠は太平洋海域が111頭、オホーツク海域が33頭の計144頭となっている。
この日根室港で初水揚げをしたのは、日本小型捕鯨協会に所属する鮎川捕鯨(宮城県石巻市)の第3大勝丸(19トン)。根室市の沖合14~15キロのオホーツク海で捕獲したという。
トラックで釧路市に運んで解体したのち市場に出され、道内各地のスーパーなどに3日頃から並ぶ見込みだ。
同社は4月下旬までに、計17頭の捕獲を予定している。伊藤信之社長(62)は「脂が乗った最高においしいクジラです。ぜひお刺し身でご賞味ください」と話す。