メキシコ南部オアハカ州の沖合で3月29日、小型ボートが転覆して中国人8人が死亡する事故があった。いずれも米国を目指していた移民とみられる。当局が事故原因を調べると共に、中国外務省は1日、犠牲者の身元を確認しているとした。
オアハカ州当局の30日の発表によると、ボートは28日に南のグアテマラとの国境の街タパチュラを出発。だが翌29日に転覆し、女性7人と男性1人が死亡した。遺体は州内の浜辺に打ち上がっていた。生存した中国人男性によると、ボートには男性を含めて中国人9人が乗っていたという。ボートを操縦していたメキシコ人男性の消息は分かっていない。
犠牲者の身元について、オア…