長期の入院を余儀なくされる患者たちが、メタバース上で「海のいえ」などを訪れ、自然を感じられるよう工夫している=岡山大学准教授の長谷井嬢さん提供
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 インターネット上の仮想空間「メタバース」で、希少がんや性的少数者の子どもたちが交流する取り組みが始まっている。これまでも不登校の児童生徒の支援などに活用されてきたが、裾野が広がってきている。

 ■闘病経験を共有、治療に前向きに

 岡山大学准教授の長谷井嬢さんは2021年、メタバースを使った患者同…

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