フィンランド発祥の軽スポーツ「モルック」の頂点を目指して日本を含む15カ国・地域のチームが競った世界大会が25日、北海道函館市で閉幕した。
- モルックの世界大会が北海道函館市で開幕 国別対抗戦で日本は5位
宮城県からは5チームがエントリーし、宮城県モルック協会の設立メンバーである菊池正浩会長(40)=仙台市宮城野区=、柏西一馬副会長(28)=同市太白区=、菅原裕一事務局長(35)=同市青葉区=も参加。現在月1回の体験会や大会を開き、県内のモルック普及に努めている。いつも一緒にモルックをしている秋山茂紘さん(44)=同市青葉区=を加えた4人のチームで世界大会に臨んだ。
「次は5いこう」、「相手が8あがりだから8を飛ばそう」。1投ごとにピンの位置が変わり、そのたびにチームで作戦を練る。合計得点が先に50点ちょうどになれば勝利。相手が50点になるのを阻止しつつ、自チームが先に50点になるにはどうすればよいか。投てきミスなど予想通りにいかないこともあるが、「オッケー、オッケー」と声をかけカバーしあう。24日の予選では9勝3敗で上位トーナメント進出を決めた。25日にはモルック発祥の地・フィンランドのチームに勝利。最終的に参加643チーム中ベスト32という結果に終わった。
敗退後、菅原さんの目から涙…