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「X」と「K」のような形の積み木「KIKKA」。様々な積み方、組み合わせ方で楽しめる=2024年7月18日、大阪府茨木市宮元町、前田智撮影

 抱っこひもなどを販売する大阪府茨木市の会社「ウインテック」を営む松本健太郎さん(54)が、オリジナル積み木「KIKKA」(キッカ)を開発した。そのユニークな形は試行錯誤の末にたどりついたもので、松本さんは「いろいろな積み方に挑戦して、達成したときの喜びを感じてほしい」と話す。

 積み木は4センチ四方で、厚さ2センチ。見た目の形はアルファベットの「K」と「X」のようになっている。溝と切れ込みがあり、多様な積み方や組み合わせ方ができるという。

 木工が趣味で、ゴム鉄砲などの遊び道具を、子どもと一緒に作ってきたという松本さん。積み木について「答えがなく、何度も積み直しできるという良さがある」と話す。松本さんは、自由な発想を生かせる新たな積み木を作ろうと考えた。

 加工しては積んでみるという…

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