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【動画】友近さんが「四国万博アンバサダー」に?=多知川節子、戸田拓撮影

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「友近サスペンス劇場」の一場面©フィルムエストTV
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 大阪・関西万博の年にひっかけて、四国にも山ほどある誇れるものを紹介する「勝手に四国万博」を始めました。まずは、新しい芸の道をひらいてきた松山市出身のお笑いタレント友近さんに、勝手に「四国万博アンバサダー」を委嘱し、四国の魅力や今の思いを語ってもらいました。

 ――友近さんは24年、ユーチューブで無料公開しているドラマとしては異例の1時間半に及ぶ「友近サスペンス劇場『外湯巡りミステリー・道後ストリップ嬢連続殺人』」を企画、主演しました。再生数はこれまで382万回と大きな反響を呼んでいます。

 私はもともと土曜ワイド劇場などの2時間ドラマが大好きでした。いつか昭和の感じでドラマを撮りたいと思っていて、古い映像を再現して1980~90年代っぽいコンテンツを発信しているユーチューブチャンネル「フィルムエストTV」に企画を持ち込みました。

 フィルム時代の映像ってすごい力を持っていると思うんです。私みたいに好きな人も多いだろうと思って、見つけてもらえさえすれば、響く自信はありました。

 ――友近さん演じるフリーライター黛京子と相棒のカメラマンが、道後のストリップ劇場で起こる殺人事件に遭遇し、謎解きをしていきます。日本海の荒波ではないですが、瀬戸内海を背に伯方島(愛媛県今治市)の崖が登場するなどサスペンスドラマのお約束もてんこ盛りでした。

 「ここでいったん整理しましょう」と途中で登場人物があらすじを振り返るとかね。私は好きなものを徹底的にコントにするという道をやってきましたから、今回はそれが極まった形かなと思います。

 同じ方向に向かって、熱のある人とタッグを組めたので、今回の作品ができました。仕事をするうえで、とにかくワクワクするのは目標というか、モチベーションですね。

 記事の後半では、シリーズ化待望の声がある「友近サスペンス劇場」の今後の構想や、友近さんが世に送り出した演歌歌手・水谷千重子さん、中高年プロアルバイター・西尾一男さんらのキャラ誕生物語についても聞いています。

 ――全編が愛媛ロケでした。奥道後温泉、しまなみ海道を望む観潮台なども登場し、地元の協賛企業のCMまで当時っぽく作り込んでいました。

 自分が本当に好きなものや場…

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