厳しい暑さが続く中、日傘を差して歩く人たち

まなび場天声人語「見出し」

「天声人語」を題材に、学びを深めませんか。今回は、読解力アップにも役立つ「見出し作り」です。見出しを考えることは、文章が訴えたいことを短い言葉で表現する訓練にもぴったりです。読者のみなさんの投稿から選ばれた優秀作を紹介します。ポッドキャストでは、編集者の浅野直樹記者が、審査のポイントと見出し作りのコツを詳しく解説します

「SF小説の正夢」「瀕死の春」「ハル イズ オーバー 悲しいけれど」「お熱いのが多すぎ」「SFをどろりと超える恐ろしさ」「地球沸騰から地球蒸発へ」など優秀作以外の作品も紹介・添削します。そしてこの中で、ポッドキャスト賞に輝くのは?

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今月の優秀作

慣れぬ暑さ 慣れるアラート(野田路子さん 50 福岡県)

夏のち冬ときどき春か秋(鈴木雅弘さん 65 埼玉県)

夏夏冬冬(中西旦さん 中2 神奈川県)

春秋蒸発(村上雄次さん 79 神奈川県)

青い地球の赤い警告(石川美沙江さん 51 茨城県)

(編集者のワンポイント)読後感のコントロール

 4月のこの欄で、見出しの付け方を野球にたとえて「ゴロは正面で捕れ」と言われたのは、新人の頃の私です。見出しにはユーモアや遊び心も大事だけれど、記事の中身や筆者の思いを大切に、という先輩の教えでした。

(編集者の見出し)SFのような夏がくる

 今回の天声人語の筆者には「…

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