トヨタ自動車は高級車ブランド「レクサス」で2035年に全車種をバッテリー式電気自動車(BEV)にする目標を掲げています。直近では世界的にBEVの販売が減速している中で、製造現場はどう対応していくのか。レクサスの完成車を生産するトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)の長木(ちょうき)哲朗社長に聞きました。
自動車の電動化をめぐる変化は、とにかく激しい。その中で、トヨタ自動車九州の強みは、どのタイプの車もフレキシブルに生産できるところにあります。
燃料電池車(FCV)は作っていませんが、BEVも、プラグインハイブリッド車(PHV)も、ハイブリッド車(HV)も、同じ生産ラインで流しています。
その比率が海外市場の動向で…