26日午前10時55分ごろ、長野県上田市住吉の上信越道上り線で、東京都新宿区の男性会社員(48)が運転するキャンピングカーが横転した。車に乗っていた5人が救急搬送され、男性の息子で小学校3年生の男児(8)が頭を強く打って死亡し、2人が重軽傷を負ったという。
県警高速隊によると、男児の祖母で川崎市のパート従業員の女性(70)も右足の骨が折れるけが、祖父の男性(74)も顔などに軽いけがをしたという。
現場は片側2車線の緩やかなカーブ。高速隊は車が走行中に単独で横転したとみて調べている。男児は父母と祖父母とともにレジャーから帰宅する途中だったという。
高速隊によると、この事故の約15分後にも、事故の影響で減速していた後方の車列でトラックが乗用車に追突する事故があった。2人が救急搬送されたが、命に別条はないとみられる。(高木文子)