統計

 総務省が6日発表した4月の家計調査によると、2人以上の世帯が使ったお金は32万5717円で、物価変動の影響をのぞいた実質で、前年4月より0.1%減った。

 分野別では、月ごとの変動が大きい葬儀関係費などの諸雑費や、仕送り金、交際費が減った。エアコンや洗濯機などの家庭用耐久財への支出も減少傾向が続いている。

 一方で食料への支出は前年比で実質0.3%増え、8カ月ぶりに増加に転じた。生鮮野菜の値段が落ち着いてきたことを背景に、野菜・海藻類への支出が2年ぶりに増加。レタスやトマトの購入が増えているという。価格高騰が続くコメへの支出も実質で1.5%増えた。

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