九州沖合の日本海上空で、米軍機と合同訓練をする航空自衛隊のF15戦闘機。防衛省統合幕僚監部が2023年2月19日に発表=ロイター

 ロシア外務省は17日、米軍主催の軍事演習に航空自衛隊が参加するとして、在ロシア日本大使館に「強い抗議」を前日にしたと発表した。自衛隊は、米軍との連携向上などを目的としているが、対ロシアが念頭にあるとして、「ロシアへの潜在的な脅威であり、対抗措置が必要になる」と警告した。

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 演習名は「レゾリュート・フォース・パシフィック」。西太平洋を中心に9日~8月4日にかけて実施される大規模なもので、航空自衛隊からは約3千100人、約50機が参加する。

 ロシア外務省は「極東のロシアとの国境に近い軍事訓練施設も含まれる」とし、「武力紛争の準備の兆候となる無責任な活動であり、容認できない」と主張した。

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