Smiley face
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参加者に振る舞うドリンクを用意するアリナさん(右)とNPO法人地球市民の会の古泉志保さん=2025年2月11日午後2時10分、佐賀市神野東2丁目、岡田将平撮影
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 ロシアのウクライナ侵攻から24日で3年がたった。佐賀県内には、戦禍から避難した人が2月時点で17人いる。佐賀での生活を続けることを望む人たちも少なくなく、支援の形も変わっていきそうだ。

 「ウクライナには多くの種類のスープがあります」「ウクライナの人は毎日ジャガイモを食べます」

 スクリーンに写真を写しながら、アリナ・グルシャイエワさん(51)が語る。

 11日、佐賀市のゲストハウスで開かれたのは、アリナさんを囲むお茶会だ。ウクライナからの避難者受け入れにかかわるNPO法人地球市民の会が、ウクライナ文化への理解促進などのため催した。

 アリナさんはベリーを使ったウクライナの飲み物をつくり、自分で焼いた菓子とともに参加者に提供した。英語などで交流し、笑顔で過ごした。

自宅建物に攻撃「本当の戦争だ」

 アリナさんはウクライナ北東部の都市・ハルキウに住んでいた。

 午前4時に起きて、コーヒー…

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