2025年5月16日、イスタンブールで開かれたロシア(写真右)とウクライナ(写真左)の代表団による直接協議。写真奥はトルコ側の出席者=トルコ外務省提供

 ロシアによる全面侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は21日夜の演説で、両国の代表団が23日にトルコで直接協議を行う予定だと明らかにした。ウクライナ代表団を率いるウメロウ国家安全保障防衛会議書記(前国防相)と21日、準備の議論をしたという。

 一方、ロシア国営タス通信は情報筋の話として、代表団は23日中にトルコ・イスタンブールに到着する可能性があるが、協議自体は24日に予定されていると報道。双方で日程を詰める作業が続いているとみられる。

 直接協議が実施されれば6月2日以来、約1カ月半ぶりとなる。新たな捕虜交換や、ロシア側に連れ去られたウクライナの子どもの帰還などが話し合われるとみられるが、停戦に向けた具体的進展は望めない。

ゼレンスキー大統領「議題は…」

 ロシア国営タス通信によると…

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