ロシア出身で、北米プロアイスホッケーNHL・キャピタルズの主将アレクサンドル・オベチキン(39)が6日、通算895得点とし、リーグ最多得点記録を更新した。この偉業に対し、ロシアのプーチン大統領が祝福の声明を出したことで、2人の関係性がとりざたされている。
オベチキンはロシアでプレーした後、2004年のドラフト全体1番目でキャピタルズに入団。デビューした05~06年シーズンに52得点を挙げ、これまでリーグ史上最多に並ぶ1シーズン50ゴール以上を9度マークしている。
6日に米ニューヨークで行われたアイランダーズ戦で1得点し、オイラーズなどで活躍したカナダの英雄ウェイン・グレツキー氏が持っていた通算894得点を更新した。
リンク内で行われた式典では、家族やチームメートらに見守られ、「ファンのみんな、そして世界、ロシア、やったぜ」と叫んで喜びを表した。駆けつけたグレツキー氏も「今後、これ以上の得点を重ねられる選手が出てくるのか分からない」と絶賛した。
米国内外で偉業がたたえられ…