ロシア緊急事態省は10日、ウクライナ軍の越境攻撃を受けているロシア南西部クルスク州の国境地帯から、7万6千人以上を避難させたと明らかにした。タス通信が伝えた。ロシア軍は戦力を増強しているが、ウクライナ側が主導権を握っているとの見方が強く、当面はロシア領内での戦闘が続くとみられる。
- ウクライナ軍がロシア領内に「陣地」 「予想外」の攻撃に対応できず
緊急事態省によると、7万6千人のうち4400人はモスクワなど8地域にある避難施設に滞在。食料などを配布しているという。
一方、ロシア国防省は10日…