ロシア南部スタブロポリ市の捜査当局によると、市内の路上で29日、爆発によるものとみられる外傷を負った男性2人の遺体が見つかった。死亡したのは同市のザウル・グルツィエフ第1副市長(34)とその知人男性(29)という。
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副市長は2024年9月の就任前、軍人としてウクライナ侵攻に加わり、勲章も受けていた。ロシアからは、「ウクライナが関与した犯行だ」とする見方も出ている。
捜査当局などによると、手製の爆破装置が使われた可能性があり、遺体は集合住宅そばの路上で見つかったという。同市があるスタブロポリ地方の知事は29日のSNS投稿で、事件の背景について「全ての可能性が検討されている」とした。
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