ロシアのラブロフ外相は、6日に公開された米国の元司会者のインタビューで米国との関係について、「戦争は望んでいない。米国のような偉大な国と正常な関係を持ちたい」と述べた。ウクライナでの戦争終結に意欲を示すトランプ次期大統領の就任をにらんで前向きな姿勢を示し、ロシアに有利な条件で停戦交渉に臨む狙いがあるとみられる。
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インタビューをしたのは、トランプ氏に近いタッカー・カールソン氏。今年2月にプーチン大統領にインタビューするなど、ロシア側と良好な関係にある。
ラブロフ氏は冒頭、米国と戦争状態なのかと問われ、「そうは思わない」と否定。「プーチン大統領は米国への尊敬の念を何度も表明している。全世界のためにロシアと米国が協力できない理由はない」と述べた。
ただ、「米兵の直接の関与無…