ロシア極東アムール州で24日、乗員乗客40人以上を乗せたロシアの小型旅客機「アントノフ24」が墜落した。タス通信は当局の情報として、全員死亡したとみられると伝えた。当局は、機体の不具合と、パイロットの操縦ミスの両面で事故原因の究明を進めるとしている。
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旅客機は、地元の航空会社「アンガラ」が所有。アムール州のブラゴベシチェンスクを出発後、目的地のティンダ近くで消息を絶った。空港から約16キロ離れた山に墜落して炎上しているのが見つかったが、ヘリが着陸できず、上空からは生存者が確認できていないという。
旅客機は1回目の着陸に失敗し、2回目を試みていたとされ、視界不良で山に激突した可能性も指摘されている。インタファクス通信によると、機体はソ連時代の1976年製で、すでに50年近く使用。2018年には事故により翼を損傷していたという。
ロシアメディアによると、当…