ロシア西部トロペツで2024年9月18日、弾薬庫が連続的な爆発を起こした後の光景(マクサー・テクノロジーズ社の衛星画像)=AP

 ロシア領内でウクライナ軍による弾薬庫への攻撃が相次いでいる。今月18日にロシア軍の最新鋭の弾薬庫がある西部トベリ州トロペツで大規模な爆発と火災が起きたのに続き、21日には南部クラスノダール地方知事がドローン攻撃によって起きた火災で住民1200人を緊急避難させたと明らかにした。ウクライナ軍は同地方の大規模弾薬基地を攻撃したとしている。

 ウクライナ軍は、クラスノダール地方の弾薬基地について「ロシア軍内でも3本の指に入る規模で、最も重要な補給基地の一つ」としている。北朝鮮からのものを含む2千トン以上の弾薬が列車で到着したとの情報があったという。

 ウクライナ軍はまた、ウクライナ保安局(SBU)も21日、トベリ州トロペツから南約20キロの別の弾薬庫を攻撃したとも発表した。

 ロシア軍は21日、領土内で…

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