米メディアは11日、ロサンゼルス近郊の山火事による死者数が16人になったと報じた。また、13人が行方不明になっているとの情報もある。ロス北西部のパシフィック・パリセーズ地区など、延焼範囲が広い2カ所の鎮火率は10%台で、犠牲者がさらに増えるおそれもある。
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ロサンゼルス・タイムズ紙によると、高級住宅街などがあるパシフィック・パリセーズ地区の火事で11人、北部アルタデナ地区では5人が亡くなった。
両地区では11日も消火活動が続いたが、鎮火率は現地時間11日朝の時点で15%以下にとどまっている。山火事で被害を受けた家屋は、両地区合わせて約1万2千世帯に上っているという。