【ロサンゼルス共同】米ロサンゼルスで不法移民摘発に抗議するデモ参加者の一部が暴徒化していることを受け、11日も市中心部の一角には夜間外出禁止令が出された。大谷翔平選手らが所属する米大リーグ、ドジャースの本拠地ドジャースタジアムは対象区域に隣接しており、13日(日本時間14日)からの試合が影響を受ける可能性もある。
外出禁止令の対象時間は午後8時~翌午前6時。13~22日に本拠地で10連戦を控えるドジャースは、15、22日以外の試合は午後7時10分開始予定で、終了時刻が重なるのは確実だ。球場は対象区域からわずかに外れ、外出禁止令の発出期間も不透明ではあるが、通常なら球場には5万人前後の観客が詰めかけるだけに、対応が注目される。
ロサンゼルスの近郊では週末にサッカーのクラブワールドカップなども予定されている。