若手音楽家の登竜門、ロン・ティボー国際コンクールのピアノ部門の最終選考がパリで30日午後(現地時間)に開かれた。名古屋音楽大学4年の神原雅治さん(22)が、ブラームスのピアノ協奏曲第1番を情感あふれる明晰(めいせき)なタッチで奏で、4位に入賞した。優勝は韓国のキム・セヒョンさんだった。

 神原さんは岐阜市在住。2019年、全日本学生音楽コンクール高校の部第1位。ハンス・フォン・ビューロー国際コンクールなどに入賞している。

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