ロシアのプーチン大統領が18日からの北朝鮮訪問で、金正恩(キムジョンウン)総書記と戦略的パートナーシップ条約に署名する可能性があることが17日、分かった。ウシャコフ大統領補佐官の発言をインタファクス通信が伝えた。国連の北朝鮮への制裁決議が禁止している軍事やエネルギーなどの分野での協力拡大が明記されるのかが焦点となる。
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プーチン氏はロシア極東を訪問後、18日午後に平壌に到着する予定。19日正午に歓迎式典があり、首脳会談や条約などへの調印後、メディアに対して会談結果に関する声明を発表する予定だ。
ウシャコフ氏によると、パートナーシップ条約には、経済や安全保障などの分野が含まれる。1対1の首脳同士の会談に多くの時間が割かれ、必要に応じて他の閣僚らが参加。「最も重要で機微な問題を議論する」としている。
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