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米ワシントンのスミソニアン国立動物園で新たに公開されたパンダのチンバオ=2025年1月24日、清宮涼撮影

 米ワシントンのスミソニアン国立動物園で24日、ジャイアントパンダ2頭がお披露目された。2023年11月にパンダ3頭が中国に返却されて以来、首都のパンダは不在となっていた。トランプ新政権下では米中関係のさらなる悪化が懸念されるが、首都に「米中友好」のシンボルが戻り、歓迎ムードが広がった。

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 新たに公開されたのは、いずれも3歳のオスのバオリーと、メスのチンバオ。昨年10月にワシントンに到着していた。この日、パンダを一目見ようと、動物園では人々が列をなしていた。ワシントン在住のカロン・フレーギーさん(58)は「パンダはワシントンの非公式なシンボルだ。国と国が楽しい会話を交わすきっかけになり、素晴らしい」と喜んだ。

 ワシントンでは、1972年…

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