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試合形式でバッティングを教わる小学生=2024年7月30日午前10時12分、わかさスタジアム京都、木子慎太郎撮影
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 京都府高校野球連盟は30日、小学生向けの野球教室をわかさスタジアム京都(京都市右京区)で開いた。部員確保に苦労する高校が増える中、野球人口の裾野を広げることが狙いだ。府内の小学1~6年の50人が参加した。

 教室は2017年に始まった。この日は、今夏の全国高校野球選手権京都大会で8強入りした北嵯峨高校(右京区)の部員40人が先生役になり、キャッチボールやトスバッティングなどを教えた。子どもたちは練習後、府高野連医科学サポートらによるストレッチ指導や、肩とひじの検診を受けた。

 北嵯峨の主将の田崎信己(のぶき)さん(3年)は「難しい言葉を使わないよう心がけた」。参加した京丹後市立高龍小学校6年の安井爽真さん(12)は「初めてわかさスタジアムで野球ができて楽しかった。これからも野球を続けていきたい」と話した。(木子慎太郎)

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