13日開幕の大阪・関西万博に向けて3日間実施されたリハーサル「テストラン」の結果について、日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長が7日、大阪市内で記者会見した。入場ゲート前で来場者が長時間並ぶ混雑が発生したとし、スムーズな入場につなげるため、来場者にゲート前での事前準備の協力を呼びかけていく考えを示した。
テストランは4~6日に開かれ、初日は出展企業の関係者ら4千人、2日目は大阪府民ら4万6千人、最終日も府民ら4万7千人の計約9万8千人が参加した。
来場者は予約した時間帯別に手荷物検査などを受けて入場する。2日目に東ゲートで17レーンを設けたが、最大1時間半の待ち時間が発生。3日目は31レーンに増やしたが、11時台の来場者が入場を終える前に12時台の来場者が訪れ、会場から大阪メトロ夢洲駅まで滞留が起きた。
開幕日には14万人(7日現…