4月開幕の大阪・関西万博で、新たに導入が検討されている「当日券」の販売概要がわかった。会期中、入場ゲート前で原則毎日販売し、混雑状況によっては販売を一時中断する。「買いやすさ」を重視した当日券の導入で、入場券の販売を促進させる狙いがある。今後、政府や日本国際博覧会協会で最終調整を進め、近く公表する。
購入してすぐに入場できる当日券をめぐっては、入場券販売の伸び悩みを受け、大阪府の吉村洋文知事らが今月5日、石破茂首相と面会。当日券の導入をめざすことで一致していた。
関係者によると、当日券は万博会場となる夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の東西の入場ゲート前で平日は午前9時以降、土日祝日は午前11時以降を目安に販売する。当日券には入場に必要なQRコードが印刷されており、購入後にすぐ入場できる。
ただし、来場予約が多かった…