大阪・関西万博会場の東ゲート付近に設置されているミャクミャクのモニュメント=2025年4月22日、大阪市此花区、大蔦幸撮影

 大阪・関西万博のゲートをくぐると出迎えてくれる、公式キャラクター「ミャクミャク」の巨大なモニュメントについて、日本国際博覧会協会が、閉幕後の引き取り先を公募している。入札方式で最低落札価格は約157万円から。入札は7月18日までで、個人でも参加できる。

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 万博会場で使った建材や備品をリユースしてもらうため、購入者を公募する専用サイト「ミャク市!」で、20日から公募が始まった。

 出品されているミャクミャクは2体。東ゲート近くで手をついてお辞儀している「いらっしゃい」モニュメント(最低落札価格168万5263円)と、西ゲート近くで手を広げている「ワクワク」モニュメント(同157万6556円)。いずれも繊維強化プラスチック(FRP)製で、高さ3.85メートルと巨大だ。

 さらにフォトスポットとしても人気なEXPO2025モニュメント(同70万2848円)も出品されている。

 入札には自治体や公共団体、民間企業、個人が参加できる。ただし会場建設費用を負担している国や大阪府、大阪市が応募した場合、この3者が優先される。

 落札者には、閉幕後の来年1~3月に引き渡される。

 万博協会の担当者は「閉幕後も多くの人に見てもらい、レガシーが広く伝われば」と話している。

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