大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は30日、会場内の飲食店やショップについて、7月1日から午後9時半まで営業時間の延長を認めると発表した。会場内計4つのオフィシャルストアは午後9時45分まで延長する。
営業時間の延長が可能となるのは、飲食店やお土産店、パビリオン内にあるレストランやショップなど。これまでは午後9時に閉店していたが、「夜の万博」を来場者に楽しんでもらうための改善策のひとつとして延長を求める声があがっていた。
営業時間を延長するかどうかは各施設が判断するとしており、公式ホームページで確認できる。協会によると、会場内のコンビニエンスストアや一部の飲食店はすでに延長する意向を示しているという。パビリオンの営業はこれまでどおり午後9時まで。
この日会見した協会の高科淳副事務総長は「夜のイベントの後に、食事や買い物を余裕を持って楽しみたいという声が上がっていた。夜の万博も楽しんでいただきたい」と話した。